　こんなことも出来る、あんなことも出来るというような独りよがりの玉ではなく、
身につけてホッとするような、温かーくなるような玉を作りたいと思っています。
　　※正直言うと、歳のせいで目がかすむのと、手がプルプル震えて細かい
　　　作業に難が有ります。
　　　活動限界は3時間程度です。

　ガラスというのは意外に重く、道端にある石と同じくらいの重さです。
　　　　　（クリスタルの場合はもっと重い。）
　首にかけたり、耳にぶら下げたり、携帯にぶら下げるためには実用的に限界が
あります。
　なので、あまり大きな玉は作りません。

　特に次の二つの理由からクリスタルガラスは極力使わないようにしています。
　一つは上記の重さと実用性の問題。
　もう一つは製作途中に空中に蒸発する鉛の問題です。
　ガラス自体は非常に安定な素材で通常は何も出てきませんが、作業中は1000度を
超える温度にさらされ、かなりのガラス蒸気が発生しているようです。
　それが証拠に、誤って融けたガラスをバーナーの火口に付着させると、炎色反応で
黄色の光が出てきますが、何もしなくてもしばらくすると光が出なくなります。　
つまり蒸発して無くなっていると考えられます。

　自分も含めて、使用者、環境の安全に気を使っています。

　※"STUDUO BLUEGLASS"とは
　　　作者のもう一つの趣味で"BLUEGRASS"というジャンルのバンド
　　　(「鉄カブト」というバンド名です）に加入していました。（2021年末で引退)
　　　　　　　　　http://tetsukabuto.blue.coocan.jp/

　　　なので　BLUEGRASS　⇒　BLUEGLASS　という屋号にしました。

　　※もし、当工房の作品をお気に入り頂いた様であれば他の作家さんの作品も
　　　一度ご覧になってください。
　　　素晴らしい作品がたくさんありますよ(^o^)／